Dallara社がVI-gradeの新型汎用ハードウェア・イン・ザ・ループ ソリューション、 AutoHawkを導入しました

ダルムシュタット（ドイツ）、2023年2月15日 – VI-gradeは、本日、高性能レーシングカーの設計、開発、製造を専門とする世界的に有名な企業であるDallara社にAutoHawkを導入することを発表しました。車種が複雑化し、開発サイクルの短縮を求めるレーシングチームの高い要求に応えるため、Dallara社は今回、Concurrent Real-Timeを搭載したVI-gradeの新しいHiLプラットフォームをプロセスに統合しました。

16コアの強力なリアルタイムシステムであるAutoHawk 16の導入により、Dallara社は複雑な車両運動モデルやタイヤモデルを用いてドライビングシミュレータ（静的および動的）を実行し、車両やパワートレインECU、ウェットブレーキシステムなどのHiLサブシステムに接続することができます。AutoHawk 16を導入することで、ワークロードを複数のコアに分割し、高度なリアルタイム要件を確実に満たすことができるため、より信頼性の高い精密なシミュレーションの恩恵を受けることができます。また、これによりDallara社のドライビングシミュレータの高い性能と柔軟性が将来的にも実現されることになります。

Dallara社のHead of DiL Activities & Track PerformanceであるAlessandro Moroni氏は、次のように述べています。
「新しいAutoHawk 16により、我々は世界中のレーシングチームに優れた高性能レースカーと他にはないサポートを提供する能力を高めることができると確信しています。私たちは、シミュレーション能力において次のステップに進み、クライアントにさらなる価値を提供できることを期待しています。」

VI-grade社のEMEA HiL Sales ManagerのAlessandro Baldari氏は、次のように述べています。
「Dallara社と提携し、競争の激しいモータースポーツ業界で成功し続けるために必要なツールを提供できることを誇りに思います。AutoHawkとの連携は、ハードウェア、ソフトウェア、そしてインテグレーションサービスを網羅した、費用対効果の高い、完全でオープンなソリューションに対する業界の需要が高まっていることを明確にしています。これは、VI-gradeの高度なシミュレーションソリューションがもたらす価値を実証しており、企業は進化し続ける業界で一歩先を進むことができます。」

AutoHawkの詳細については、/en/products/autohawk/ をご覧ください。

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